木星@さそり座

自分自身と深く向きあった先に...

2018-08-05

木星は、約12年かけて、 12星座を一周する。

今、木星は、さそり座に。

さそり座には、 「深い」という言葉が 合っている。 普段は見えない部分。 見えないし、わからない。 だから「こわい」と感じる。 海の深いところに行くのも、こわい。 浜辺で、水に足をつけるのとは、わけが違う。

木星は、 いて座の支配星。 いて座は、 木星が、帰ってくる家。 いて座は、ゆみ矢。 向かう先に、矢を放つ。 どこまでも前向きで、楽観的で、 どこまでも心が広がっていく。 冒険したい、 新しいことを学びたい。 だから、遠くへ旅に出るし、 本を読むのも好きだ。

いて座の前にある星座が、さそり座。 木星は、自分の家に帰ってくる前に、 最後に、さそり座を通過する。 1年かけて、 さそり座での時間を過ごす。

ふと思った。 私たちは、目的を持って、 目指す場所に向かっていく前に、 自分自身と深く向きあう時間が 必要なのでは、ないだろうか。 そのような時間を通過して、 自分の目的や向かう先を 見いだすことが、できる。

2018年11月8日に、木星は、 さそり座から、いて座に移動する。 それまでの期間は、 「こわい」と感じながらも、 自分自身と深く向きあって、 いろいろなことを整理していく ことが、求められるのかもしれません。

そして、ここでの努力は、 いつか、実になって帰ってくる。


トランジット
心と星の世界