土星と冥王星

土星と冥王星の時間

2020-04-04

2020年1月13日、土星と冥王星が、やぎ座で コンジャンクション(0度)のアスペクトを形成しました。

現在、 長い長い嵐が通過するのを 待っているような...。 そのような印象があります。

ちなみに、土星と冥王星が 最後にコンジャンクションの アスペクトを形成したのは、 1982年11月@てんびん座。

オポジション(180度)の アスペクトを形成したのは、 2001年8月、11月、2002年5月、 土星@ふたご座、冥王星@いて座です。

なんとなく思い浮かんだのは、 「もののけ姫」の最後の場面。

破壊の後の再生。
森が生まれ変わる。
(あの場面で流れる音楽、すごく好き!)

絶望的とも思える 光景を通過した先には、 これから育てていく 新しい芽が出てくる。

苦しいときに流した涙が土に帰り、 新しい「何か」を育てていくための 土壌ができる。

地下へ降りていく時間

2020-01-01

地下、奥深くに、つながっていく階段を 降りていくような時間。

普段は、決して開かないような扉が、開くとき。

そこで感じるものは、 人それぞれ。

自分のなかの 一番深い闇の部分と 交流する時間。 それも自分の一部なのだと、 受け入れることが、できるだろうか。

人間の残酷さについて 思いを巡らす時間もあるかもしれません。

通過する闇の種類も人それぞれ。

地下深く降りていくことで 確認できることもあります。

自分の根っこは、 どんな感じなのか? 自分の基盤は、 しっかりと自分を 支えてくれるようなものなのか? 基盤を作り変える必要があるのか? 基盤を強化するために、 できることは、なんだろう?

自分の意外な弱さを 発見するかもしれないし、 考えたこともないような強さが あることに、驚くかもしれません。

光に照らされるもの、 闇のなかに消えていくもの。 闇の時間を通過したあとの世界は、 少し違ったものに見える。

通過した闇が深ければ深いほど、その後、 あたたかく輝く光を体験することができる。

どう考えても登れないだろうと 思っていた山を登ろうと、一人静かに 決意を固める人もいるかもしれません。 登れるかもしれないという 可能性を感じる時間にもなるかもしれません。


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