冥王星と進撃の巨人

2022-04-05

「戦い」という意味では、火星。 「壁」や「その壁を越えていく」というようなモチーフは、 土星と天王星を感じるような作品だな〜って思っていたが、

よくよく考えると、冥王星の要素も満載だな〜って。

ミカサやアルミン、みんなを救いたいなら、お前は、この力を、支配しなくてはならない。

著書:進撃の巨人

「巨人の力」を「冥王星の力」って考えることもできるのかなって。

進撃の巨人のなかで、 エレンが、スプーンを拾おうとして巨人になる(手だけ巨人になる)場面がある。

巨人になるためには、「スプーンを拾う」でもなんでもいいが、何か「目的」が必要である、と。

私たち1人1人のなかにも「巨人」が、ねむっている。 その巨人が、ねむりから覚めたら、きっと、ものスゴいことが実現する。 そして、その巨人を目覚めさせるカギの1つは、「目的」なのかもしれません。

今までの人生をふりかえると、どんなに短くても、 巨人化した経験を誰もが持っているのでは? 自分は、何回か思いあたる。

自分の実力以上のものが発揮されて、 何か「スゴいことが起こった」みたいな。 それを、「キセキ」と呼ぶ人もいる。 そのような体験が、多くの人によって、物語として綴られてきたりもした。

でも、長い時間、巨人化しているのは、負担があるような気がする。 「進撃の巨人」でも、そのような描写が、印象的。

慣れてきたら、少しずつ、自分のなかの巨人と、 もっと上手くつきあっていけるのかもしれません。

エレンだって、アニメのシーズン1とシーズン4での、 巨人の力の使いかたが全然違う。

巨人化して生きていくことは、「フロー状態」(海王星)であることや、 いまだ発揮されていない脳の一部を目覚めさせることとも関係があるような気がします。


心と星の世界