2022-02-16
出生ホロスコープの目立つ場所の1つに、冥王星が位置している。
はじめて自分の出生ホロスコープを見たときから、ずっと気になっていた。 でも、冥王星に関することは、いつも、あとまわし。
まずは、太陽や月やアセンダント。 おそらく多くの人にとって、そうであるように、自分の旅も、そういう場所から始まっていった。
死の境地。そのような深い暗闇を通過して、生まれ変わる。 それも、冥王星の世界観の1つ。
トランジットの冥王星が、自分のアセンダントを通過していったとき、そのような世界観を体験した。
その時は、まだ、12星座占いしか知らない段階で、月星座についても知らなかった。 もちろんトランジットのことなども知らず、ただただ苦しかった。 なんで、こんなことが自分の身に起きているのか。分からなかった。
今、ある程度の時間が過ぎ、星の世界について学んだ後だからこそ言えるのかもしれない。 「あれは、とても貴重な経験だった」のだと。
生きてるあいだに、自分のアセンダントに、トランジット冥王星が重なる経験は、みんなができるようなことではないから。
それでも「もう1回経験してみますか?」と聞かれたら、即答で「NO」だけど。
トランジット冥王星が、あなたの出生ホロスコープの アセンダントや天体などに重なる(コンジャンクション)のは、いつですか?
自分が生きてるあいだには、おそらく、この天体に重なることはないだろうけど、 こっちの天体とのコンジャンクションは3年後だな...とか、色々見えてくると思います。
あるいは、トランジット冥王星が重なった過去があれば、 その時期をふりかえってみるのも、いいかもしれません。
まさに、一生に一度だけ。強烈な体験になることは、間違いなし。
そして、冥王星は、月のように、2、3日したら過ぎていくような星ではない。 なので、もし、自分が持って生まれた天体に、冥王星が重なる時期が来たら、 たとえば「3年かけて、じっくり取り組もう」くらいの気持ちでいるのがいいかもしれません。