海外ドラマ「グッド・ワイフ」

2020-03-12

法律ドラマなので、 てんびん座や土星のテーマが 描かれていることは予想できるが、 全7シーズンを通して、 冥王星的な要素も 多くあるように感じた。

「崩壊と再生」という、 まさに冥王星的な名前の エピソードもあります。 (シーズン6エピソード20)

あらゆる物語のなかでは、ふつう、主人公が困難に ぶつかる場面が必ずある。 でも、このドラマでは 他のドラマと比べても 1つ1つの試練が、とても厳しい。

落ちる、どん底。 その闇の深さに、 冥王星的なものを感じた。

できることなら避けたい。

通過したくない闇。

でも、どんなに深い闇でも、 その夜を越えて行けば、 新しい朝が待っている。 冥王星的なことを通過した先の景色が、ある。

「これから、どうすれば、いいの?」と聞くクライアントに、 「また歩き始めるのよ」と応える主人公も印象的でした。

冥王星的な経験を通過することで、 私たちは、謙虚さを土台とした 強さや優しさを身につけることが できるのかもしれません...。

自分を縛りつけていた 過去の「何か」から解放される。 古い「何か」が洗い流されて、 新しい「何か」が生まれるための土壌。 そのような風景も 思いうかびます。


心と星の世界