小説に出てくる星の言葉

本を読んでいて、星に関する表現が出てくると、自然と、その箇所に付せんを貼ってしまう。 このページでは、そんな星の言葉たちを記録していきたいと思います。

やがて彼は何年も見知らぬ海をさすらっていた孤独な船乗りのように、 ある夜、目を覚まして、頭上に懐かしい星座を見つけるのだ。
これ ーー星々の驚くべき並べ替えーー が起きると、 長きにわたって時代と足並が合わなかった男は悟りを得る。 過ぎ去った一切が急にくっきりと浮かびあがり、わからなかった一切が明確なリズムと理由を持つに至る。

著書: モスクワの伯爵
著者:エイモア・トールズ
訳者:宇佐川晶子

「考えないという手もある。そこは手が届かない領域だと思って、なりゆきに任せる。 天使にまかせておいて、人は結果を見るしかない部分。 人は星の配置を変えることはできないだろう。だから、ぼくたちは安心して、ならんだ星を見るのさ」

著書: スティル・ライフ
著者:池澤夏樹

見上げると満月だった。 ワタシは何だか妙に満たされていた。 すべてがこのままでいいような気がした。

著書: 彼女との上手な別れ方
著者:岡本貴也

わたしたちの頭の上を 満月がずっとついてくる。

著書: 株式会社ネバーラ北関東支社
著者:瀧羽 麻子

満月が高いところに昇っていた。 空は奇跡的と思えるほど明るい。 天空の星々は素晴らしかった。 はるか遠くから届く光を見ていると、 本当に、今日や明日のことが、 どうでもよく思えてくるものだ。

著書: すべてがFになる
著者:森博嗣