日食新月@おうし座 月食満月@さそり座 新月@ふたご座 満月@いて座 新月@かに座 満月@やぎ座 新月@しし座 満月@みずがめ座
心の洪水が、あらいながす。
あらゆるものを。
「死」の前では、あらゆることが、どうでもよくなる。 古い自分が死んでゆく。そこで見つける平安の世界。安心して、手放そう。
海の底に沈んでいく。 大地に、土に、帰っていく。 それが、次の幕開けのための肥料となる。
古いものは一掃され、新しいタネが芽吹いていくための土壌。 その土は、いい感じに潤っている。雨上がりの庭に、これから何を育てていきますか?
空には、両手いっぱいに広がった虹。
予期せぬ時に、予期せぬところから、 予期せぬカタチで、あなたに与えられる、新しい種。
現在サウスノード(ドラゴンテイル)のある「さそり座」での月食満月。
サウスノードは、手放していくもの。 ノースノード(ドラゴンヘッド)は、つかみに行くもの。
さそり座は、あなたの出生ホロスコープでは、何番目のハウスですか? そのハウスに関することで、何かを手放していくことが求められている。
ゆっくりと時間をかけて、過去を、ふりかえってみよう。 深くて広い感情の世界で。 本能レベルで。 好きか、キライか。快か、不快か。 そういうことを基準にして、決めていける。
その作業を経て、宇宙の流れと共に、手放すことで、 現在のノースノード(おうし座ハウスに関すること)を両手で受けとめに行くことができる。
噴水の水が、勢いよく、空高く、太陽に向かってゆく。 そして、あなたのもとに、たくさんの光が降ってくる。
飛び立とう。
いろんな景色を見てまわろう。
好奇心に導かて...。
心の「知りたい」という声を聞こう。
いつもだったら、気づかずに、通り過ぎていたかもしれない。 道路のコンクリートから咲く、小さな花。
いつもの通り道に、いつもあったが気づかなかった。 そういう「何か」の美しさを、身体(五感)で感じとることで開かれていく、新しい道もある。 あなたの出生ホロスコープのふたご座ハウスに関する、新しい道。
知と美と勇気が、それぞれの領域で、 それぞれの良さを発揮して、1つの完成の光を感じることができる。
まだ実現していないけど、見える。 逆に、見えた時点で、それは、もう実現しているのかもしれません。 目指していきたい理想郷の形が、この満月のもと、より明確に照らされる。
成長し、進化していく道。
次のスタートライン(次の新月)に立つ前に。 今、手放したい、古い「何か」は、ありますか?
乗りやすい波と、そうでない波があるように、 この新月の波は、乗りこなしにくい雰囲気。
人によっては、強制的に、自分の身に何かが始まるかもしれないし。 人によっては、自分自身が負荷をかけて何かをスタートラインに持っていく、 ということもあるかもしれません。
新しく生まれた流れに、 どのように乗っていくことが自分に合っていると思いますか? あるいは、どのように新しい流れを生みだしていきたいですか?
上下左右のなかの、3つの方向に、同時に引っぱられているような感覚も。
たとえば、子どもが3人いるとして、自分の足をつかんでいる子が1人。 左右の手を同時に引っ張っている子どもたちが、1人ずつ。 このバランスの取りにくい状況を、どのように活かして、行くか。
7月5日ごろ、水星が双子座から蟹座へ、火星が牡羊座から牡牛座へ。 行け行けGOGO!!!みたいな勢いに、急ブレーキがかかったように感じたかもしれません。
そのように、ペースを落としたあとに迎える満月@やぎ座。 太陽の近くには、水星が。 向かい側の月の近くには、冥王星が。
絶対に崩れないだろうと思っていた建物、組織、枠組み、仕組み、概念。 それを支えていた柱が腐ってきている。 その事実を、心情的に、感覚的に認識するような時間にもなるかもしれません。
もののけ姫の最後の場面。 すべてが崩れ去ったあと。 もう一度、ここから築きあげていく。 新しい社会の形。新しい自分の居場所の形。
今まで自分を守ってきてくれた組織とか枠組みとか、支えになってきた柱などに、感謝。 そして、次の新月を迎える前に、どのように建て替えたいか、考え、整理していけるような時間。
不安に押しつぶされることなく、 目の前の現実を歩いていくことができますように...。
ぜーーーーーったいに不動だと思っていた大地が動くとき。 その大地に、やさしい雨が降り、太陽の光が輝く。
あなたの周りで、「これは絶対に変わらないだろう...」と思ってきたこと、ありますか?
命は、ただ、そこにあるだけで価値がある。 ただ生きてるだけで、価値がある。 あなたのなかにある、あなただけの太陽。
移動したあとの大地。 あなたが、あなたらしく生きて、輝くためのステージが始まる。
スパルタな先生が、うしろから、自分のやっていることを監視している。みたいな。 なんとなく、そういうイメージを感じるような満月。
距離的に、「もうちょっと、下がっててくれませんか?笑」と言いたくなるような...。 そういうプレッシャーを感じながら、向き合うべきこと、やるべきことなどが、1人1人にある。
でも、ワクワク楽しいことも、ちゃんとある。 「今日の宿題が終わったら、遊びに行っていいわよ」みたいな。
ちょっとストレスフルな「何か」に取り組んだあとは、ごほうびタイムが待っている。 時間的あるいは心理的に追い込まれながら仕事を終えたあとの、金曜日、アフターファイブの時間。