2020年11月の火星@おひつじ座

2020-11-10

2020年11月の特徴の1つは、火星がゆっくり動いていること。 まるまる1ヶ月で、おひつじ座の16度から15度へ戻り、そして、また16度に進んでいく。 この2つの度数が、今月いっぱい強調されると考えることもできます。

あなたの出生ホロスコープには、 おひつじ座、ふたご座、かに座、しし座、てんびん座、いて座、やぎ座、みずがめ座、 いずれかの星座の15度あるいは16度に天体があるでしょうか?

もしあれば、今月いっぱい、 その天体は、トランジット火星とアスペクトを形成し、その影響を受けます。

15度16度付近に天体を持っている人にとっては、 いつもだったら、もっと早く過ぎていく感覚が、今回は長引くように感じるかもしれません。 火星は、おだやかな星ではないので、心がざわざわする、落ちつきのない感じが続くかもしれません。

でも、それも、いつまでも続くものではなく、 時間とともに、星の動きとともに過ぎていくものなんだと 理解できているだけで、心が少し楽になるかもしれません。

おひつじ座、さそり座は、どちらも火星と関わりのある星座で、 今月は、多くの天体が、この2つの星座を照らします。 今月の新月も、さそり座の新月です。

火星は、悪く言うと、心をざわつかせるような星だが、 いい意味で、不安や恐怖心を乗りこえ、勇気を持って行動していく力を与えてくれます。

たとえば、自分は、今、過去のトラウマの課題に取り組んでいるが、精神的に「キツい」 「こわい」と感じる様々なことに立ち向かっていく勇気を与えてくれるのは、火星なのかもしれません。 ちなみに、今月の火星は、自分の太陽(ネータルの太陽)とアスペクトを形成しています。

2020年は、いろんな種類の「キツい星回り」が満載の1年だったなって感じます (まだ終わっていませんが)。そして、ようやく、トンネルの先の光が見えてきたという 感覚が強まっていくかもしれません。

もし今、苦しみのなかを歩いているなら、 それは、ずっと続くものじゃない。大丈夫。過ぎてゆく。 学ぶべきことを学んで、内省して、少し休んで、やるべきことをやって、軌道修正する。

次の朝は、また必ず、やってくる...。