ノース・ノードの星座

太陽と月が 交差する(日食と月食が起こる)2つのポイント。 ノース・ノードと サウス・ノード。 別名 ドラゴン・ヘッドと ドラゴン・テイル。

あなたの出生ホロスコープで、 ノース・ノードが位置する 星座とハウスは、どこですか?

ノース・ノードは、 人生という旅路において、 北極星のようなものだと思う。 道に迷ったとき、頼りになります。

「何か違うな...」 「何か、うまくいってないな...」 そう感じたときは、自分の ノース・ノードが位置する 星座やハウスが示すことに 立ちかえろう。

わたしの場合、ノースノードの星座の性質を活かして、 そのハウスが示すテーマを大切にしていくと、 「これでいいんだ...」という不思議な安心感に包まれます。

おひつじ座

もう少し、全体のことよりも、個人(自分)を大切にしてもいいのかも。 調和を大切にするあまり、自分を見失っていないだろうか? 他人の目を気にして、いつも「いい人」であろうとムリしていないだろうか?

いい意味で、「あるがまま」「わがまま」で、行こう。 自分が、自分らしくあることで、誰かのためになることもある。 自分のなかから湧き上がる泉のような直観を信じて、勇気を持って、行動に移そう。

おうし座

母なる大地と共に五感を活かして生きていこう。 音楽、料理など、五感で楽しむことを大切に。 急がなくても大丈夫だということを知ろう。 自分にとって心地よいペースで着実に一歩ずつ進んでいこう。

他人の評価が、そのまま自分の価値になるわけではない。 自分の価値を、自分で決めることで、確かな自信につながっていく。

ふたご座

1つの正論に、こだわらなくても、いい。 新しい情報が入ってくれば、自分の前の考えかたも変わるかもしれない。 千差万別の可能性に対して、オープンな心を。

好奇心に導かれて、あらゆる視点、文化、価値観、情報のカケラを集めて、 それについて誰かと話し合う時間を大切にしよう。 行動する前に、考える。考えるための人との会話。 いろんな人の話を聞く。いろんな出会いを大切に。

かに座

自分の感情と仲よく、つき合っていく方法を見つけよう。 感情を切り捨てることなく、かといって振り回されることもなく。 この、感情という馬を乗りこなすことができるようになったら、 美しく、満たされる景色が、果てしなく、心に広がっていく。

しし座

まわりに合わせて、自分を殺す必要はない。 人生というゲームを、自分らしく、思う存分楽しもう。 あなたの人生の主役は、あなた。この命が燃え尽きるまで、堂々と演じきろう。

おとめ座

細部に宿る「神」を見つけよう。 他の人には見えない、その細部にこそ、あなたの道は、ある。 1日1日の生活リズムを大切にしよう。そのために自分に合った習慣を確立しよう。

てんびん座

オーケストラの指揮者のように、全体を見渡してみよう。 不協和音は、どこから、生じているのだろう? 調和を感じられる美しいメロディーを奏でるために、 家庭や職場、この地球上で、今、自分ができることは、なんだろう?

さそり座

物欲から自由になろう。深い心の世界を探求してみよう。 自分の心の湖の奥底は、どんな場所だろう?そこで感じた自分の真実を基準にして、 本当に大切なもの以外は、切り離す勇気を。

いて座

見えない内なる光の導きを感じて、行こう。 1つ1つの経験から知恵を身につけ、旅路の途中で、 その知恵を必要とする人に出会ったら、喜んで差し出そう。

やぎ座

それが原因で前進できないなら、過去を手放そう。 そして、今、目の前にあるゴールに向かって、行こう。 健全な自尊心を育てながら、自分が選んだ山頂を目指して、計画的に進もう。

みずがめ座

保守的な既存の壁を越えていこう。 そのような志を共有できる仲間を大切にしよう。 斬新なアイディアを思いついたら、大切に育てよう。 人生という広大な研究室で、自分のテーマを実験していこう。

うお座

現実離れしているくらいが、ちょうどいい。 それくらい大きな夢を、人類のために、思い描こう。 すべてを受け入れ吸収しよう。瞑想を通して、宇宙と繋がり、 あなたにしか描けない、美しく未知なる夢を。

「ノースノード」と「サウスノード」

ノース・ノード(ドラゴンヘッド)の、ちょうど 反対側にあるのが、サウス・ノード(ドラゴンテイル)。

たとえば、 ノース・ノードが、おひつじ座に ある人のサウス・ノードは、てんびん座。 ノース・ノードが、てんびん座に ある人のサウス・ノードは、おひつじ座。

おひつじ座 --- てんびん座
おうし座 --- さそり座
ふたご座 --- いて座
かに座 --- やぎ座
しし座 --- みずがめ座
おとめ座 --- うお座

「サウスノード」は、今回の人生では手放していくもの。 「ノースノード」は、つかみに、行くもの。

「サウスノード」は、自分が、 すでに、上手にできること。 「ノースノード」は、 この人生で、自分に与えられた課題。

個人的な感覚としては、 「サウスノード」に関することは、 ほとんど意識しなくても、上手にできてしまうこと。

でも、新たなる冒険を避けて、自分にとって慣れ親しんだ概念や 簡単なことばかりに依存してしまうと、行き詰まってしまう。

初めて乗る自転車のように、最初は難しく感じますが、 「ノースノード」に関することに、 意識的に取りくんでいくことで、 新しい道が開けたり、自分の 成長につながるように感じます。

方向性としては、「サウスノード」から巣立ち、 「ノースノード」という未開の地への冒険へと旅立っていく...。

自分のノース・ノード (ドラゴン・ヘッド)に関して 詳しく知りたい方は、こちらが参考になります。

著書: 前世ソウルリーディング―あなたの魂はどこから来たのか
原書: Astrology for the Soul
著者:ジャン・スピラー
訳者:東川 恭子


自分の基本的な性質
心と星の世界