2022-03-04
ものをよく見ようと思ったら、感情的にはなれない。
著書:「違うこと」をしないこと
著者:吉本ばなな
風と水のエレメントを感じる表現だな〜って思った。
風エレメント:ものをよく見ること、観察すること
水エレメント:感情的になること、感じること
いろんな場面が考えられる。 「こういう時には、風エレメントを前面に出すほうが賢いよね」だったり 「このようなシチュエーションでは、水エレメントが活躍してくれるよね」みたいな。
たしかに、「現実をあるがままに見たい」「クリアな状態で観察したい」「論理的に考えたい」などと思ったときは、 感情的な要素(水エレメント)は、雑音のようなものなのかもしれません。
自分のなかにある、あるいは世界に存在する両者を活かしていく道は、ちゃんと、あると思う。
でも、気をつけることとして...
風エレメントが、びしょびしょに濡れる、あるいは水のなかで溺れてしまわないようにすること。
水エレメントが乾ききって窒息死してしまわないようにすること。
自分のなかにある、社会のなかにある、それぞれのエレメントへの配慮も必要なのかなって、ふと思った。
たとえば、トランジットなどで、風エレメントが不足しているときは、 息を止めて水にもぐっているような、苦しい感覚があるかもしれません。
そんなときは、 日頃から深呼吸を心がけたり、 朝起きたら、部屋の窓を開けて風通しを良くしたり、 風を感じられる自然のなかに出かけて行くのもいいかもしれません。
逆に、水エレメントが不足しているときは、水に触れる時間を、もっと。