1つの世界

2021-03-16

今、「ゆるす力」とう本を読んでいて、 うお座について感じたことを記録しておこうかなと。

たとえば、歴史。 たとえば、ナチスで起こったユダヤ人虐殺。

「あれは、1つの国で起こった、自分とは関係のない時代や場所で起こったことではない。 あれは、自分の国である。あの人は、自分である。なぜなら、あのような残酷さは、自分の中にもある。 あのような残酷さは、誰の中にもある」

いつか、誰かが、そのようなことを言っていた。

何か、うお座に通じるものがあるように感じる。 うお座の世界には境界線は存在しない。すべては、1つ。自分は、その一部。 広い1つの海で、みんな繋がっている。

ふと思ったことは、自分をキズつけた相手を恨んでいる場合。 「あの人」は、自分を攻撃する敵であると考えていたりする。

「あの人も自分の一部である」「自分も、あの人の一部である」 そのように頭で考えるだけでなく、心でそのように感じることができれば、 受けたキズも癒やされ、ゆるしに通じていくのかも。

たとえば、自分という1人の人間も1つの宇宙のようなもの。 数え切れないくらいの細胞や神経回路、臓器や器官。私たちの内側にも、神秘的な世界があります。

自分の体のなかの1つの細胞のように、自分自身も世界のなかの、 宇宙のなかの1つのかけがえのない細胞(存在)。

世の中では、「身内か部外者か」という線引きが、排他的な疎外感を生み出し、 様々な苦しみや争いのもとにもなっている。

大切なことは、まず自分自身が「うお座の世界観」を体験してみることなのかもしれません。

たとえば、1ヶ月に1回、うお座に月が位置しているとき、 あるいは1年に1回、うお座に太陽が位置しているときに、 海に行ってみたり、ゆるすことに関する本を読んでみたり、 うお座の世界観に思いを馳せてみるのもいいかもしれません。

もし、あなたが、うお座に星を持って生まれた人なら、海王星の要素を多く持って生まれた人なら、 「1つの世界」に向かっていく流れのなかで、とても大切な役割を担っているのかもしれません。


心と星の世界