2019-05-11
日本では、その盛んなピカピカの夏に、 死というものの裏地をつけている。 死ぬことや、死者を思うのは、夏にかぎる。
みっつめのボールのようなことば。
(糸井重里)
日本のホロスコープと照らし合わせて見てみた。
日本では、ご先祖様(お盆)や戦争について考えるのも、夏だ。 もっと言えば、しし座の期間。
太陽は、1年かけて12星座を一周する。 太陽が、しし座に来るのは、毎年、7月終わり〜8月中旬くらい。
日本の国家としてのホロースコープ日時に関しては諸説あるが、 ここでは、「建国記念日」となっている、1889年2月11日、午前10:30(東京)で見ていきたいと思います。
(ホール・サイン・ハウス・システムを採用)
しし座は、4ハウスに位置していて、そこには、土星が、いる。 4ハウスの内容を考慮すると、毎年この期間に帰省するのも、うなずけます。
12ハウスのなかでも、4、8、12ハウスは、一番言葉で説明しにくいハウスたちのように感じる。
あえて言葉にするなら、見えないもの(世界)、生と死、魂レベルの何か、などなど。
日本の場合、この3つ(4,8,12)のハウスは、火の星座。
火の星座:しし座、いて座、おひつじ座
火の星座の1つ、しし座。
そこに、苦労、試練、時間などを象徴する土星。
国土(4ハウス)が燃える。 すべてが、灰になり、そこから、また、のぼっていく。 天にのぼっていく魂。 時間や歴史。 自分たちのルーツ。 そのような光景や言葉が、この配置から浮かんでくる。
日本の土星の位置は、しし座16°27
この度数に毎年太陽が来るのは、8月9日前後。
長崎に原爆が落ちた日。
(広島は、8月6日)
毎年、この時期には、大なり小なり、土星的な何かを、 日本国民は、感じているのかもしれません。