かに座の輝きかた

2022-08-04

月について、ふと思ったこと。

月って、自分で光っているわけではない。 太陽の光を受けて、空に浮かんでいる。 明け方に見えることもあれば、夜道を照らしてくれることもある。 最近では、夕方の三日月がキレイだった。

月として輝くためには、まず、自分にとっての「太陽」を見つける必要があるのかも?

その光を吸収して、そのあと、自分のなかから放たれる光がある。 それが「自分らしい輝きかた」なのかも。

太陽の光を受けるが、同じになるわけではない。 太陽には太陽の活気が、月には月の美しさがある。 それぞれ、違った良さや味わいがある。

月をルーラーに持つ「かに座」には、そういう特徴もあるのかなって。

何もなところから輝く、太陽。 そんな太陽のようになろうとするのではなく、まずは、自分にとっての太陽を見つける。

たとえば、とてもステキな雑貨をいくつか見つけて、買って、生活のなかで使ってみて。 しばらくしたら、「自分もこういうのを作ってみたいな。自分だったら、ここを変えて、こうしたいな〜」 そういう気持ちが自然と湧いてきたら、次は、自分の作品を作ってみる。

映画でも、音楽でも、絵でも、写真でも、漫画でも、小説でも、料理でも、服でも、小物でも、なんでも。 まずは、自分の心を動かすような、いろんな「太陽」と出会うことが大切なのかもしれません。

映画を見て、映画を作らなくてもいい。(もちろん、作ってもいいが) 映画のなかで出てきた人で「こんな生きかた、いいな〜」があれば、 それを自分の人生にも取り入れてみる、とか。

空を見上げたとき。太陽と月が「同じ」には見えないように、 いろんな人の作品からインスピレーションを受けて、作っても、そこには、ちゃんと「自分らしさ」が芽ばえるように思う。

かに座に星を持って生まれた人、あるいは、 自分のホロスコープの、かに座のハウスに関することでは、 「自分にとっての太陽を見つけること」を意識してみてもいいかもしれません。


心と星の世界